油屋熊八の略歴、写真等の資料はないか。

『大分県歴史人物事典』に次のような内容の解説があります。
油屋熊八(あぶらや くまはち 1863から1935)は愛媛県出身で、別府観光開発 の先駆者です。30歳のとき大阪で米相場師となり巨万の富を築きましたが、経済不況 で無一文となり、新天地を求めて渡米します。明治43年に帰国後、別府に亀の井旅館 を建設します。昭和3年には亀の井遊覧自動車(のちの亀の井バス)会社を設立、城島 高原などの観光開発、九州横断道路の開設などを提唱しました。
『油屋熊八翁略歴』『油屋熊八伝』『大分学・大分楽』等に写真があります。
ちなみに、平成19年11月には、別府駅前で日出町の彫刻家辻畑隆子さん制作による熊八翁像の除幕式がありました。

参考資料

  • 『大分県歴史人物事典』大分合同新聞社 1996年(K280.3/O34)
  • 『油屋熊八翁略歴』 1935年(K289/A14)
  • 『油屋熊八翁』別府市立図書館 1952年(K289/A14)
  • 『油屋熊八伝』別府観光協会 1979年(K289/A14)
  • 『大分学・大分楽』明石書店 2003年(K290/TS41)
  • 『湯布院・別府の観光開発の先駆者・小野駿一と油屋熊八)』
    「滋賀大学 産業共同研究センター報」No.2所収 2003年(K289/O67)

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  • 油屋熊八