“メジロ”は県内どこでも割合身近かに見ることの出来る美しい鳥ということで昭和41年2月1日、“県鳥”に指定されました。“メジロ”はスズメよりひとまわり小さく、羽の色は背面は濃い緑、下面は淡い黄色で目のまわりの白い環が名前のとおり“メジロ”の特徴です。全国的に生息しており、夏期は標高1,200m以下の落葉広葉樹林や灌木の林などに生息し、冬期は標高500m以下の温暖な地に移動し、市街地の公園や庭先などでも姿を見ることができます。「目白押し」という言葉は、群れをつくった“メジロ”が木の枝に止まるとき、押し合うように並んでとまることからきています。
特に県内の“メジロ”は“豊後メジロ”と呼ばれて形や色彩がすぐれて美しく、よく鳴くことから愛好家の間で人気があり、一時期沢山捕獲され、全国に流通していました。